GALLERIA Titan XG-M モデル梱包の様子・本体の内部など
ドスパラのパソコンレビュー第二弾としまして、今回はなんと!Geforce GTX Titan の搭載モデルである、「GALLERIA Titan XG-M - ガレリア タイタン XG-M」を体感してみたいと思います。このモデルは本体価格が約25万円ほどしますが、その内の半分位の値段はこのタイタンが占めているという、タイタン万歳なパソコンなのです。
事前にネットなどで情報収集を試みましたが、色々な評価が飛び交っています。果たしてこの10万超えのグラボは、シングルコア最強の地位につく、超ハイエンドGPUらしさを見せてくれるのか?期待が高まります!
レビューポリシー
当サイトはドスパラの紹介サイトなので、レビューも甘め、偏りがあるのでは?と思う人がほとんどだと思いますが、レビューに関しては完全に客観的・第三者目線で行っています。良い部分は良い、悪い所は悪い、とハッキリ言います。選手宣誓のように、ここに誓います。むしろ、総合的に悪いところが見当たらなくても、無理やり悪いところを見つけて、しっかり書こうと思っています。(笑)性能に関しては極力主観を交えず数字で紹介していこうと思います。
今回レビューした機種はコレ!
Intel Core i7-3770K (クアッドコア/HT対応/定格3.50GHz/TB時最大3.90GHz/L3キャッシュ8MB)を搭載。第三世代Core i7シリーズ。 |
NVIDIA GeForce GTX Titan を搭載。GPUコアはGK110、第2世代Keplerアーキテクチャの最上位モデルとして最上級の性能を発揮します。 |
購入価格(税込、送料込) \ 254,980 ~ |
CPU | インテル Core i7-3770K (クアッドコア/HT対応/定格3.50GHz/TB時最大3.90GHz/L3キャッシュ8MB) |
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グラフィック | NVIDIA GeForce GTX TITAN |
メモリ | 16GB DDR3 SDRAM (PC3-12800/4GBx4/デュアルチャネル) |
SSD | Intel SSD 520 Series (120GB、2.5in SATA 6Gb/s、25nm、MLC) |
HDD | 2TB HDD (SATA3) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
マザーボード | ASUS P8Z77-M (インテル Z77 Express チップセット マイクロATXマザーボード) |
電源 | 750W Seasonic X-750 KM3 SS-750KM3 |
OS | Windows7 Home Premium 【64bit】 |
一応梱包のチェックをしてみる
緩衝材として発砲スチロール的なものが使用されています。あとは…、数年前に購入した時と違っている事がありました。キーボードが見当たらないと思ったら側面にありました。
前回のを見返してみると、上辺に付属品などと横並びになっていますね。
これだとキーボードの箱の3辺と付属品の箱の3辺が緩衝材に覆われず配送に際して危険と判断したのでしょう。この辺はなかり評価できますね。梱包に関してはなかり考えられているようです。数年前と比べて進化してますね。
本体を出してみました。ミニタワーケースなのでコンパクトですね。管理人はこれまでのデスクトップパソコンは全て普通のタワー型しか購入したことがなかったので、最初見た時に、『え!?このケースにTitanが入ってるの?』という印象を持ちました。中を開けてみるのが楽しみです。後ほど解説しています。
GALLERIA Titan XG-M の外観とマウスとキーボード
次に外観とかマウスとかキーボードについてですが、文字だけだと伝わらないので画像をふんだんにアップしてみます。
本体の外観
フロント部です。前面 I/OポートはUSB2.0規格で2つ、サウンド絡みでマイク入力が1つ、ヘッドフォン出力 (ステレオミニプラグ)が1つ、という構成です。ボタンはリセットボタンとHDDのアクセスランプと電源ボタン。非常にシンプルです。特に語ることはないですね。
『USB 3.0は?』と思った方は、背面に2つ付いています。その他もまあ最低限のものを抑えているスタンダードな構成です。表を参照して下さい。
背面 I/O | USB 2.0 | 4 |
---|---|---|
USB 3.0 | 2 | |
サウンド | マイク入力 x1, ライン入力 x1, ライン出力 x1(ステレオミニプラグ) | |
映像出力 | DVI x2, HDMI x1, DisplayPort x1 (2画面出力対応) | |
LAN | 1 | |
PS ⁄ 2 | マウス x1 |
ケース内部と配置です。
電源は静音電源として評価のあるシーソニックの750W、80PLUS GOLD認証ものです。これだけのパーツ群を束ねる電源なので、やはりイイものを搭載していますね。
電源ケーブルもパーツのゴッツさとミニタワーの狭さを考慮して(いるはず)、フラットタイプのモジュラーケーブルです。(ケーブルがぺったんこしているアレです。)しかもフルモジュールケーブルなので、ケーブルは全て着脱可能です。電源のチョイスもかなり評価できますね。
メインディッシュの Geforce Titan です。ここで判明しましたが、つまりストレージ用のベイがケースの下部まで達していないので、ケース底面側はケースの奥行きをそのまま使えるんですね。これでミニタワーケースにTitanが入るカラクリが判明しました。
今までタワー型ばかり目にしてきたので、お恥ずかしい事にこうなっていることが想像できませんでした。まあ当然ですが拡張性は殺されています。でも今思ったんですが、最近は超大容量のHDDとかがまあそこそこの価格で手に入るので、RAID構成でもしない限り、『ミニタワーもいいかな~?』と思いますよね。
これはCPUにある冷却のためのヒートシンクです。いや~すごい眺めですね。それだけCPUの発熱に気を遣っている結果なのですが、これって水冷へのカスタムは可能だったのでしょうか?ちょっとゴツいです。
背面側の排気構造です。CPUにもくっ付いています。これだけバリバリのパーツ群の発熱を抑えるわけですからファンも忙しいだろうと思っています。ただし、起動してみた分かったのですが、このモデル、まったくと言っていいほど、音がしないんです。超静かです!これにはかなりびっくりしました。静音性については文句なく120点です。
ただ、気になる点としては、こんなにハイエンドなパーツ達をこれだけ密集させておいて、本当にこの吸気&排気ファンの数や設置場所だけで、エアフローって十分なのでしょうか?さすがに電源、CPU、グラフィックボードの位置関係が近すぎるという印象を、素人考えでは持ってしまいます。
ただしこれは実際に使用経過を見てみないと答えまでません。これから本格的な夏を迎えますので、もし不具合でも発生したら、そこはレビューなのでしっかりと報告しようと思います。ここが唯一気になりました。(まあ、そんなことドスパラも百も承知で、実験等をした上でリリースしているでしょう。)
GARELLIAシリーズを買うと付属で付いてくるマウスは結構しっかりしていて良いと思います。表面がマットな感じで重量感もあり、読み込みも安定しています。付属のキーボードは、まあ無料だよね、という他のBTOと変わらない感じのチープさだと思います。本格的にゲームをやる人や長時間タイプをする人は、やっぱり別途購入が必要でしょう。