GALLERIA Titan XG-M 各種ベンチマーク&使ってみた感想など
次に、GeForce CTX Titan の実際の凄さについて客観的に数字でわかるように、色々とベンチマーク等で測定してみました。その他のパーツのレビューや体感したことなどを紹介します。
Windows エクスペリエンス インデックス のスコアは?
!!凄いです!なんと7.7という結果が出ました。Core i7-3770Kですら足を引っ張る始末。通信簿でオール5を取った気分です。
GeForce Titan をベンチマークで測定
まずは目玉のGeForce Titanをベンチマークにかけることに。使用したベンチマークソフトは、モンハンのRev2. Ver3.01(大討伐)、FF14のワールド編になります。測定の際のスペックについては前のページで確認して下さい。
Monster Hunter Frontier Bemchmark Rev.2 ver.3.01(大討伐) の測定結果
相対的に見られるサイトとしては、ベンチマークと雑談のBBSのこのページを参考にして下さい。ざっと見てみると、やはり SLI や CrossFire でのデュアル以上の構成には負けますが、シングルでの性能は他を寄せ付けないのが分かります。
FINAL FANTASY XIV:A Realm Reborn ベンチマーク ワールド編 の測定結果
こんな感じです。FFに関してはスコアを目安が出ているので公式サイトから抜粋しておきます。
7000 ~ | 非常に快適 | 非常に快適に動作すると思われます。お好みのグラフィック設定でお楽しみください。 |
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5000 ~ 6999 | とても快適 | とても快適な動作が見込めます。グラフィック設定をより高品質にしても、とても快適に動作すると思われます。 |
3500 ~ 4999 | 快適 | 快適な動作が見込めます。グラフィック設定をより高品質にしても快適に動作すると思われます。 |
2500 ~ 3499 | やや快適 | 標準的な動作が見込めます。余裕があればグラフィック設定の調整をお勧めします。 |
2000 ~ 2499 | 普通 | 標準的な動作が見込めます。 |
1500 ~ 1999 | 設定変更を推奨 | ゲームプレイは可能ですが、処理負荷によっては動作が重くなりますので、その場合はグラフィック設定の調整をお勧めいたします。 |
1000 ~ 1499 | 設定変更が必要 | ゲームプレイは可能ですが、全体的に動作が重く感じられます。グラフィック設定の調整が必要で、調整により改善される可能性があります。 |
1000 未満 | 動作困難 | 動作に必要な性能を満たしていません。 |
この基準でいうと、例えば一般的に需要がある1280×720あたりの解像度のモニタであれば、もう非常に快適のスコアを余裕で超えていますから、もうこれはぶっちぎりで快適でしょう。因みに管理人のモニタは1600×1200ですが、1920×1080のスコアと照らし合わせても、非常に快適な動作をします。
その他、使用していて体感したこと&感じたことなど
GeForce Titanから離れた話もします。この目玉パーツが無くてもこのモデルは凄いです。まずはとにかくタスクの処理がハンパなく早いです。
OSやアプリの起動速度について
これには超感動しました。Windows 7 が電源を入れてからわずか7秒程度で起動しました!ASUSのロゴが出たのもつかの間、即効でデスクトップ画面が現れます。これは何もインストールしていない状態での起動速度ですので、ここから色々インストールすると、若干の遅れがあると思いますが、とにかく起動がめちゃくちゃ速いです。
また、iTunesの起動も試してみました。これは管理人だけではないかと思いますが、iTunesって起動が遅いですよね?このiTunesの起動時間って結構目安になると思うので、実際に測定してみると、これも早かったです。約3秒程度で立ち上がりました。因みに管理人はアルバムで500タイトル以上の曲数を詰め込んでいます。
まあこれは、管理人が今所持している別のパソコンのiTunesの起動時間とあまり変わらなかったです。というのは最近SUMSUNG 840 PRO(Series MZ-7PD128B/IT)をシステム用として買ったというのもありますが。
次にPhotoshop CS 6 の起動とかタスクのスピードとかも試してみましたが、これも激早&超快適です。思考スピードと手の動きとPhotoshopのレスポンスが完全に一致する感覚で、こういった感覚を体感してしまうと、もう戻れなくなりますね。
因みにPhotoshopも2~3秒で起動しましたが、iTunesもPhotoshopも、一度起動させてキャッシュを残した状態であれば、再起動はもう一瞬で立ち上がります。多分1秒でしょう。さすが Intel SSD 520 Series の力と言ったところでしょうか。
とにかく静か!
使っていてとにかく感じるのが、動作音が全くしない、圧倒的な静かさです。ストレージの動作音も、ファンの音も、全然聞こえません。HDDに関してはアクセスするとわずかにコロコロ…カリカリ…のような音が小さく聞こえますが、耳を立てていないと聞こえない、気にならないレベルです。ただし、音に関する感想は、どうしても主観的なものなので参考程度にお願いします。
総評として
今回のGALLERIA Titan XG-Mのレビューですが、正直不満点やこれがダメというのはあまり見つかりませんでした。それだけお金かかってますし、パーツのどれを取っても手抜きをしていないというのが正直な理由です。とにかくストレスが全くないパソコンだという事が嫌という程に分かりました。
実際にTitanが買いかどうか?については色々と意見が分かれると思いますが、少なくても今回のようにミニタワー(Micro-ATX)で、デュアルGPUを凌ぐ高性能環境を搭載したい場合は買いだと思います。あとはお財布との相談ですね。