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メモリダンプを無効にして容量確保

メモリダンプを無効にすることをおススメします

「メモリダンプ」とは、Windows XP が何らかの原因でフリーズしてしまって再起動をする時に作成されるデータになります。作られたデータは、障害発生時の状態を後で調査し、原因を特定したり対策を立てたりするために利用されます。

しかし、この調査作業というのは一般のユーザーが行えるような簡単なものではなく、開発者が専用のデバッガ(バグの発見や修正を支援するソフトウェア)を使って初めて行える専門的なものなのです。

さらに、このメモリダンプのファイルは最大で物理メモリと同じサイズまで書き込まれる場合があります(最大サイズは2GB)。結果、ディスク領域を占有することになってしまいます。

因みにWindows XP Professinalでは「完全メモリダンプ」が指定されていて、システムが停止したときのシステムメモリの内容をすべて記録するようになっています。

このように一般ユーザーにはあまりメリットが無いので、メモリダンプを無効にすることをおススメします。

やり方・方法

「マイコンピューター」を右クリックして「プロパティ」を選択します。

「マイコンピューター」を右クリックして「プロパティ」

「システムのプロパティ」画面の「詳細設定」タブを選択し、「起動と回復」から「設定」をクリックします。

システムのプロパティ

「起動と回復」画面の下の箇所「デバッグ情報の書き込み」の欄のメニューをプルダウンさせ「(なし)」を選択します。

起動と回復

最後に「OK」ボタンを押し、全ての画面を閉じたら完了です。設定変更が有効になるのは再起動をした後になりますので、再起動しましょう。