拡張ベイ (空き)
拡張ベイとは、パソコンの本体内に用意されたHDDドライブやCD-ROMドライブ、カードリーダーなどを増設できるようにするための空きスペースのことです。
拡張ベイは増設する各種アイテムに応じて大きさ、種類が異なります。5インチ(12.7cm)ベイ、3.5インチ(8.89cm)ベイ、3.5インチシャドウベイなどがあります。
当然この拡張ベイの数が多いほど拡張性に優れている、ということになります。ドスパラでは以下の図のようにカスタマイズ画面で数量の確認が簡単に出来ます。
※このページに関する注意事項
掲載されている画像は、機能について説明する為に使用しています。今現在ドスパラPCにこちらの製品が使われている事を保証するものではありません。
5インチベイ
5インチベイに取り付けることが出来るパーツの代表格は「CD(DVD)-R/RW」の各種ドライブです。ひと昔前は機能が限定されていたこともあり、「CD-RWドライブ」と「DVD-ROMドライブ」を二つ並べて搭載したりすることもありました。
今は技術の進歩によりスーパーマルチドライブが基本なのでドライブは一つで十分だといえます。なので、私管理人は5インチベイには「リムーバブルHDD」を使用し500GBのHDDを搭載しています。
このリムーバルケースはHDDをケースの前面から取り出すことが出来るので非常に便利です。その他値段にもよりますが、様々な機能が付加されています。
私はパソコンを2台使用しているので、この500GBのHDDを両方のパソコンのDドライブに設定して、抜き差しだけでデータの在り処(URL)が変わることなく参照出来るようにしています。
また、5インチベイを持て余している場合には「HDDフレームキット」もオススメです。このキットを使えば、5インチベイに3.5インチのHDDを取り付けることが可能になります。さらに「5インチベイ小物入れ」なんてものもありますので、利用価値は結構ありますね。
3.5インチベイ
ドライブの正面がパソコンケースの外部に露出される場合、そのベイをオープンベイと呼びます。
なので、右図にある3.5インチベイは正確には「3.5インチオープンベイ」と呼ぶことができます。3.5 ドライブベイ(オープン)に格納できる機器の代表格としては「カードリーダー」「フロッピードライブ」が挙げられます。
詳しい解説はカスタマイズ解説「オープンベイ」の項目をご覧下さい。
3.5インチシャドウベイ
「シャドウベイ」とは、パソコン本体内にドライブを設置するために用意されたスペース(筺体)で、外部からは見えない状態になっているドライブベイのことでです。
3.5インチシャドウベイにはHDDが搭載されます。もし、徹底的にエアフローのことを考えたい場合には、シャドウベイの数は搭載するHDDの数の2倍以上あると良いでしょう。
拡張ベイのカスタマイズについて
まずは Diginnos シリーズからお好きなモデルを選択し、 をクリックし、カスタマイズ・お見積りページへ進みます。
カスタマイズ画面より、「拡張ベイ」の項目みますと、カスタマイズは不可となっています。これは選択したモデルのケースの種類に依存しているため、拡張ベイの部分のみ個別に変更がきかないためです。なので、この項目はチェックするのみに留まります。上記の解説を参考に確認しておきましょう。
ここで一つ注意が必要となります。上の図の表記において「5インチ×4(3)」というように( )がついている場合は、( )の箇所が空き数量になっている、ということです。
つまり、「5インチ」のベイは一つあるが、出荷の段階で使用している(装着している)ので空きは3個ということです。この場合は、DVDスーパーマルチドライブ搭載 とありますので5インチベイの空き数量が3、となるのです。