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サウンド (サウンドカード)

ドスパラで選択できるサウンドカードの種類 (※2013年6月時点)
メーカー不明 サウンドパック
CREATIVE CREATIVE Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio(SB-XFI-XAPE)(PCI-E接続)

ONKYO(オンキョー)サウンドカードドスパラのカスタマイズ項目のサウンドは、つまりサウンドカードの選択という事です。サウンドカードを良品にするか否か?という事については、個人的な意見ではありますが、オンボードで十分だと思います。

管理人は過去にSound Blasterシリーズと、ロジクールの5.1ch仕様のスピーカー(ロジクール X-530/2004年発売、時価12,800円)のコンボで、パソコンによる音環境を構築しましたが、この程度のアップグレードでは体感できる音質はオンボードと差がありませんでした。

実際に良かったと思うのは、5.1chによる音構成による臨場感でした。管理人はこの5.1chで、当時どうしてもAKIRAを観たかったんです。ですから、パソコンで本当に良い音楽環境を望むのであれば、もっと上質のサウンドカードとスピーカーが必要だと感じています。

そうなると、サウンドカードはやはりONKYO(オンキョー)製が評価が高いです。そしてそれに見合うスピーカーが必要で、ひとつの意見としては、片側で20,000円クラスのスタジオモニター級のパワードスピーカーでも組み合わせなければサウンドカードのメリットは活かせないという意見があります。

音の好みというのは非常に主観的です。専門家でも無い限り音質の良し悪しは分からないと思っているので、下手にサウンドカードにお金を注ぎ込んでも、得られるメリットは非常に少ない、というのが私の実感です。(※管理人が音音痴なのかもしれませんが。)

サウンドカードの抑えておきたいスペックの見方・読み方

一応サウンドカードに興味がある初心者向けに、サウンドカードのスペックの見方・読み方について解説しておきます。中々難しい専門用語ですが、分かりやすく解説しているつもりです。

SN比

SN比と言うのは、Signal(シグナル)/Noize(ノイズ)の略になります。単位は db(デシベル)と言います。シグナルとは信号、ノイズとは音の誤差、バラツキを指します。dbは一定の信号に対してどの程度の雑音が入ってしまうかの比率を表します。S/N比が高いほどクリアな音ということになります。一般的な音楽CDプレーヤーのS/N比は110db前後です。

周波数特性

一定の音量が確保できる周波数の範囲を表します。周波数とは1秒内に何回空気が振動するか?を表す用語で、Hz(ヘルツ)という単位が使用されます。サウンドカードの周波数というのは簡単に言ってしまえば、1秒間に何回音が鼓膜が震わせるかを数字化したものです。10Hzなら1秒間に10回振動するということです。周波数特性の数字は、単に数字が高い(幅が広い)から良い、というものではありません。あくまで一定の音量が確保できるできないを表しているだけです。

サンプリングレート(サンプリング周波数)

サンプリングとは、アナログをデジタルに変換する事です。分かりやすく言うと、カセットテープやレコードの音をデジタルデータに変換することです。

そしてサンプリングレートと言うのは、音を1秒間に何回デジタルデータに変換できるかをHz(ヘルツ)という数字で表したものです。当然サンプリングレートの数字が高いほど高音質となります。高音質という事は、反面データの容量は比例して大きくなります。サンプリングレート20kHzと言えば、1秒間に20,000回変換します。

デジタル入力とデジタル出力におけるサンプリングレート

実際にサウンドカードのスペック表を見ると、デジタル入力デジタル出力の2つの項目についてサンプリングレートの表記がありますが、選ぶ時に重要な方はデジタル出力の方です。ちょっとざっくりした説明ですが、デジタル出力の数字が高いほど高音質の音が出ます。

メディア サンプリングレート
CD 44.1khz
DVD-Video 48kHz,96KHz
DVD-Audio 48KHz、96kHz、192kHz
Blu-ray 48KHz、96kHz、192kHz

因みに、カスタマイズ無しのオンボードの機能でも96Khzまでは対応しているのが殆どなので、やはり個人的にはサウンドカードの必要性は、よほどの事では無いと思います。

量子化ビット数

簡単に言うと、音の細かさ(深み)を表します。ビット(bit)で表します。数字が数が大きいほど、繊細で深みのある音になります。サンプリングレートとセットで考えるスペックでもあります。サンプリングした音をどれだけのbit数で表現できるか?という事です。2013年現在の主流は16bit、32bit、あたりになるでしょうか。因みに音の深み…というのは非常に抽象的ですが、こう言うしかなかったです…。