ドスパラの価格はどんな感じ?
ドスパラのパソコンの価格について
ドスパラのパソコンは商品の殆どをBTO生産(受注してから工場で組み立てるシステム)で販売しているので、基本全体的にかなり安いです。
どれくらい安いのか?と言えば、格安・激安の部類です。業界最安値の価格でパソコンを提供できるメーカーのひとつと言えるでしょう。
ただし今のご時勢、最安値はどこ?というのはあまり意味のない疑問です。というのは、最安値を独走状態で突っ走っているメーカーなど存在せず、パソコン業界に限らずどの業界でも、数社による数十円~数千円程度の範囲で激しい競争が日々行われているからです。
因みにドスパラは、マウスコンピューター、パソコン工房、DELL、TWO TOP、Sycom、Storm、などと並んで激安パソコンメーカーとしてのグループに入る訳ですが、実は最大の強みはゲーミングPCなどの高スペックPC、いわゆるハイエンドモデルだったりします。
ただ、激安パソコンも扱っていて、そのコストパフォーマンスは他BTOメーカーと肩を並べています。取り合えずデスクトップ、ノートブックの最安値がどんな感じか?他のBTOメーカーとの比較をしてみましょう。あくまで一例ですので、価格帯、期間によっては情報の信憑性を著しく欠くことになるかもしれない事を了承下さい。
ドスパラと他主力BTOメーカーの最安値を洗い出してみる
ここではまずはスペックとか全く無視して、各BTOメーカーが最安値をどれだけの価格で打ち出しているか?を単純に比較してみました。というのは、世間一般において「激安」ということが話題になる時、それは数字=価格であって、大概その中身(スペック)については触れなれないからです。
まずはここをシッカリと認識してこそ、賢い消費者への第一歩です。以下参考にどうぞ。ここで言う最安値というのは、デスクトップは Windows 8 インストール済みからチョイス、ノートは Windows 7 インストール済みの価格で統一しています。(調査日…2013年3月26日)
ドスパラと他有名BTOメーカーの最安値デスクトップ(本体のみ)の価格はいくら?
BTOメーカー | 品名 | 価格 | 順位 |
---|---|---|---|
Knight AA | \29,980 | ||
Radiant SBX2100B75 | \31,840 | ||
Storm VL LT | \32,700 | ||
Inspiron 660s エントリーモデル | \34,980 | ||
FRSQ120/D | \34,800 | ||
Amphis BTO SL5300-C | \34,980 | ||
Lm-iB505E | \37,800 | ||
Xcute 3220B75-W8 | \49,980 |
ドスパラと他有名BTOメーカーの最安値15.6型ノートパソコンの価格はいくら?
BTOメーカー | 品名 | 15.6型ノートブック | 順位 |
---|---|---|---|
Inspiron 15 | \36,980 | ||
Lesance BTO Di CL6S0-TS | \36,980 | ||
Note Critea DX3 | \39,980 | ||
FRNX116T/D NXシリーズ | \39,999 | ||
Lesance BTO Di CL6S0-W255CZT | \42,800 | ||
LB-F314E-FS | \46,830 | ||
- | 取り扱いなし | ||
- | 取り扱いなし |
こんな結果になりました。本当はスペックまで詳しく掘り下げたいのですが、そうすると超シンドイ感じになるので勘弁して下さい。例えば 500 GB HDD というスペックでも、回転数とか応答速度とか、モノ(メーカーや型番)によってパフォーマンスが違いますし、ケースブランド、グラフィックのベンダーチョイスひとつとってもバラバラなので、比較は非常に難しいと思うので…。
ドスパラが両部門で1位・3位という結果に!
鶏が先か卵が先か?ですが、このページは今回のように色々と調べていた過程で発見した事でもあり、最初に「ドスパラは超激安!」的な記事を書こうと思っていた経緯もあり、結局どちらスタートでも、ドスパラの低価格をアピールできる記事となっていたようで、ドスファンとしては非常に嬉しい&ありがたいことでした。
最も、先にもいったように低価格だけが全てじゃありません。中身が伴っていなければ低価格でも結局は消費者にとって損をさせてしまうからです。おそらく業界最安値!という標榜を掲げられるというのは非常に戦略的に強力なものだと思いますから、マザーのメーカーや電源のメーカーを明記せず、安価な、時には型遅れの部材を使ってでも低価格を実現しているという背景があと私は予想しています。
ですから、私たち消費者は、単純に目先の激安に惑わされず、しっかりと本物の激安パソコンをゲットしたいところではあります。