GALLERIA DX 採用KTMミニタワーケースの詳細など
今回レビューするのは、ドスパラ GALLERIA DX という、本体価格で10万円を切ってくる非常にリーズナブルなゲーミングパソコンになります。搭載しているグラフィックスは、NVIDIA GeForce GTX660 です。全体的に、現状のラインアップで見られる上位モデルのCPU、メモリ容量、GPU等の構成と比較すると「飛車角落ち」といった印象になりますが、性能的に、どのへんまで頑張ってくれるのか?非常に楽しみです!
GALLERIA DX の主なスペック
CPU | インテル Core i5-4590 (クアッドコア/定格3.30GHz/TB時最大3.70GHz/L3キャッシュ6MB) |
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メモリ | 8GB DDR3 SDRAM(PC3-12800/4GBx2/デュアルチャネル) |
マザーボード | インテル B85 チップセット マイクロATXマザーボード |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTX660 2GB |
HDD | 500GB HDD |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | 500W 静音電源 (AcBel 製 / 80PLUS BRONZE) |
要するに、ゲームパソコンという切り口でいけば、『なるほどグラフィックボードはGTX660だね。』という事意外、何も特筆するべきところが無いパソコンですね良くも悪くも。
ガレリアに採用されているKTMミニタワーケースの外観
全体像から
正面からです。シンプルで重厚感があってとても良いデザインだと思います。実際に持ってみるとMicro ATX仕様だけあって、かなり軽いですね。(重量は約8.2kg…公式サイトより)
ちょっと俯瞰で。上面と右側面のパネルには排気口やその他の機能はありません。
ちょっと見えずらいですが、左側面です。こちらには排気口があります。
背面です。こちらも至ってシンプル。最小限のI/Oです。
底面です。高安定性がウリのインシュレータを足にしています。これは、大型ケースに採用されるものと同等の「HSI(ハイスタビリティーインシュレータ)」というものを採用しています。
各部とUI(ユーザーインターフェース)
前面の上部のロゴです。何でもないのですが、Intel、そしてNVIDIA GeForceの最近のロゴがカッコイイので載せてみました。
前面のI/Oです。左から、USB3.0×2、SDカードリーダー、マイク入力 x1、ヘッドフォン出力 x1 (ステレオミニプラグ)となります。個人的に欲を言えば、これらのI/Oは、前面最上部に欲しいところです。因みに、
『SDカードが上手く差し込めないっ!』ってなったのですが、コレ、裏返しから差し込む仕様になっていました。これは初めてだったので最初は『不良品か?』と思ってしまいました。
これは側面にあるサポートセンターの電話番号のステッカーです。大きく番号だけが書かれていて分かりやすいですね。
上面にはPCリサイクルのステッカーが。これは、これは、ドスパラが無償で回収・再資源化しますよ、という意味のマークになっています。
背面のI/Oになります。こんな感じで配置されています。至ってスタンダードですね。
USB 2.0 | 4 | USB 3.0 | 2 |
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LAN | 1 | PS ⁄ 2 | キーボード x1, マウスx1 |
映像出力 | DVI x2, HDMI x1,DisplayPort x1 (2画面出力対応) | ||
サウンド | マイク入力 x1, ライン入力 x1, ライン出力 x1(ステレオミニプラグ) |
グラフィックボード(GeForce GTX660)は、2スロットを使用するので拡張性はあまり期待できません。
GALLERIA DX KTMミニタワーケースの内部の様子
内部の様子です。ミニタワーにハイエンドグラフィックを詰め込みますから、電源は上部背面側、そしてストレージベイ(3.5インチベイ)は大きく削られています。
エアフローの事を鑑みれば、電源は背面上部にある方が良しとされていますが、ストレージベイの数が物理的に削られていることに関しては全く問題ないと思います。基本的にタワー型やフルタワーのベイの数は多すぎだと思っていますので…。
さっきも触れた、グラフィックボードの2スロット占有の様子です。
グラフィックボードの下です。一応スロットは空いているとはいえ、もの凄くぎゅうぎゅうしてますから、ここは、エアフローの事を考慮すれば、基本的に使わないという選択肢がベターなのかな?と思います。
CPU(のヒートシンク)、メモリ、背面の排気ファン、グラフィックボードが見えるの図。
電源です。特にBTOパソコンでは電源とメモリで価格を抑えるための努力をしているので、品質が問われるのですが、最近の電源は特に有名処のモノじゃなくても、耐久性が無い、故障しやすい、という事は無さそうな印象があります。
私はに2010年に買ったドスパラPCを、いまだに元気よく稼動させていますが、電源はまだ標準で購入した時のものが頑張ってくれています。
HDDとメモリが見えます。HDDのベイ(3.5インチシャドウベイ)は3つですね。昨今のストレージの大容量化を考えれば十分だと思います。
メモリスロットは、ラピュタの中枢にある飛行石を探すムスカ大佐のように、電源ケーブルを搔き分けないと触れませんね。電源をカスタマイズ or 別途付け替えしてフラットケーブルのものにすれば、随分良くなるとは思います。
因みに、内部を反対側から見るとこんな感じです。ケーブルを後ろ側に寄せて束ねています。
以上、外観とインターフェースや内部の様子を紹介してみました!続いてスペックの確認とベンチマークの測定をしてみます。