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CPU

Core i7CPUは数あるパソコンパーツの中でも、性能を語る上で特に重要なパーツです。CPUの性能によって、そのパソコンの全体的な性能を推し量れると思っても大丈夫です。

CPUは Central Processing Unit(セントラル・プロセッシング・ユニット)を略した単語で、日本語に訳すと中央演算処理装置、とか中央処理装置などと、東京特許許可局的な面倒さがあるので、だれも日本語では言いません。

よく素人衆でComPUterの略だと勘違いしている人が居ますがいずれ恥ずかしい思いをするでしょう。今読んでハっ!とした方は今日からですよ!

パソコンの各パーツのことを初心者に説明するときは、よく人間に例えられますが、CPUは脳みそと同じ役割になります。様々なデータの処理をこなす中央センターみたいな感じでしょうか?

メモリうやマウス、キーボードからの信号、命令を受け取って、足し算や引き算、比較といった計算処理をせっせとこなし、モニターやHDD(SSD)などへ結果を送信してパソコンの処理全般の中核を担います。

基本的に、CPUの性能が高いほど処理能力が高いのし、高額になります。ただし、体感速度としては、例えばCPUに3万円プラスしてグレードアップしても、それほど早くなった感は得られないので、コストパフォーマンスとしてはあまり良くないパーツだと思います。体感速度、処理速度を上げたい場合は、まずメモリの容量から気にして下さい。

そして、最近は安いパソコンでも普通にCore i3とかCore i5とかいう、性能の高いCPUを搭載しているので、よっぽど拘りの無い人以外は無理にカスタマイズせずに標準のままでよいと思います。

Intel(インテル)製とAMD製、どちらを選べばいいのか?

管理人の個人的な意見としては、インテルでファイナルアンサーでいいと思います。

それこそ一昔前は、このIntelとAMDは、竜虎合間見える的に、お互い切磋琢磨して技術も拮抗していたのですが、最近はAMDに勢いが無くなりました。

IntelとAMDどっちがいい?その影響か、今はどこも主力商品はインテルCPU搭載パソコンです。ドスパラの公式サイトにおいても、インテルCPU搭載モデルが幅をきかせており、AMDはなんだか申し訳なさそうです。

私の適当な記憶によれば、大体4年前位まではAMDも結構頑張っていたのですが、インテルの Core 2 DuoとかQuadシリーズがリリースされたあたりから、インテルの評価が高評価で固定されて、現在主流になっている Core i シリーズでAMDは息の根を止められた感があります。

ただし、AMDにもちゃんと需要があり、最新のAMDのCPU(APUとか言い出してますが)はグラフィック機能内臓で安価で提供されており、一部のマニアには一定の需要があったりします。

まとめますと、

Intel = 信頼性がある・高性能・これからの主流
AMD = 安い・コストパフォーマンスが良いが、いずれCPU単体での勝負では負けそう。

こんな感じだと思います。

CPUの性能(スペック)の読み方

CPUのスペックを表すには、色々な項目があります。基本的にクロック周波数が最大のチェックポイントなんですが、他にもしっかり理解すると色々ためになることがあるので、買い物で損をしたくない人は勉強しておきましょう。

Intel Core i7 980 (6コア|定格3.33GHz|TB時3.60GHz|12MB L3|QPI 4.8GT/s|HT対応)を例にとって

Core i7 ブランド名。プロセッサー・ファミリーとも言う。現在主流の Core i7、Core i5、Core i3 の他にも、Core 2 Quad(コアツー クワッド)や Core 2 Duo(コアツー デュオ)など。
980 プロセッサナンバー。同じブランド名(プロセッサー・ファミリー)で機能や性能の違いを区別するために付けられる。
6コア コアの数を表す。6コアはヘキサコア。基本的にコアの数が多いほど性能は高い。因みに2コアはデュアルコア、4コアはクワッドコアと言う。
定格3.33GHz ていかく3.33ギガヘルツ、と読む。クロック周波数と言い、CPUの動作速度を表す。同じブランド名の中で、数字が高い方が動作が速い
TB時最大3.60GHz ターボブーストの略。インテル独自の技術で、自動でクロック周波数を上げる機能で、Core i シリーズ以降のCPUから見受けらる。
L3キャッシュ 12MB キャッシュとは、データを一時的に保存しておく場所の事。キャッシュが沢山あり容量も大きいほど、CPUは高機能
QPI 4.8GT/s インテルが開発したバス(パソコン内部で各回路がデータをやり取りするための伝送路)技術。Quick Path Interconnect(クイック パス インターコネクト)の略。
HT対応 Hyper Threading Technology(ハイパースレッディング・テクノロジー)のことで、それに対応している、という意味。1個のCPUを2個に見せかけて、CPU 処理効率を上げる技術で、当然対応している方がしてないものよりも性能が上。

Core i7、Core i5、Core i3、どれにするか迷ったら

Core i7Core i5Core i3、とは、上でも述べたように、Intel(インテル)が発売しているCPUのブランド名です。今の主流で、もっと細かく言えば、第一世代、第二世代、第三世代、という風に進化しています。

ちょっとベテランの人なら、Pentium 4(ペンティアム フォー)とか、Core 2 Duo(コア ツー デュオ)とかの方がしっくりくるでしょうか?この2つも、もちろんブランド名です。インテルの最新ブランド、ということですね。

性能に関していうと、高いほうから、Core i7 > Core i5 > Core i3 という順序です。

それで、どれを選べばいのか?と言いますと、一般的な用途であればCore i3で十分です。ハッキリ言って今のパソコンは5万円代のデスクトップでも高性能なので、大抵の人はその性能をもてあましているのが現状です。CPUに関しては、前シリーズのCore 2 Duoでもお釣りがくると思いますよ。

一応、各ブランドのざっくりとした用途について触れておきます。

高画質の映像を編集したり、最新のオンラインゲーム・3Dゲームなどをする場合
少し高度なことをパソコンでする場合。簡単な画像編集とか動画変換・編集など
ネット閲覧、DVD鑑賞、ブログ作成、Twitter、Facebook、ワード、エクセル等。