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メモリ

メモリメモリは本当に本当に重要なパーツです。パソコンの快適な動作を望むのであれば、一にも二にもメモリです。

CPUがいくら早くてもメモリの容量が少ないと、パソコンの処理は遅くなってしまうのです。

Windows 8 の登場で1GB あたりの容量だと場合によっては快適な動作を得られない場合がありますので最低2GB~4GBは欲しいところです。

また、前OSのWindows 7 に関しては、32bit版、64bit版の選択肢がありますが、32bit版をインストールした場合、どんなにメモリを積んだとしても、最大で3GBちょっと程度までしか認識しない仕様になっているので、注意が必要です。

※このページに関する注意事項
掲載されている画像は、機能について説明する為に使用しています。今現在ドスパラPCにこちらの製品が使われている事を保証するものではありません。

メモリの役目

「画像処理をしていて、処理の結果が表示されるのに時間差がある」 「最小化していたタスクを戻すと画面が少しづつしか表示されず、全部が表示されるまで時間がかかる」 「パソコンが処理の最中にガリガリ音を立てる」 …。

このような症状は大抵メモリの容量が不足していることから発生する現象です。このような体感的な速度の 「早い遅い」 の差はメモリの容量による所が大きく、また、メモリの容量をきちんと確保することはパソコンを長生きさせるコツでもあります。

メモリとは 「Memory (記憶)」 のことです。パソコンは画面にウィンドウを表示させたり画像を表示させたりといった処理を行う時に、実は始めにそのデータをメモリの中に入れ、その後CPUがメモリの中に入ったデータを処理します。

メモリは一時的にデータを保存しておく場所なのです。 例えば、2+25+12+23+56+21+53+11= という問題を解くときに、そばにメモを用意し、数字を一回足した和を一旦メモ、その次の数字を足してメモ、次の…といった具合に問題を解いていくとします。

この例で言うと、メモリはその 「メモ」 にあたる部分になります。

メモリの各表記について

メモリの各表記はパソコン初心者の方にはチンプンカンプンかと思いますので、各単語に分けて解説をしていきたいと思います。

DDR2 SDRAM 512MB PC- 4200 (512×2) を

上のスペックを例にひとつひとつ分解して解説してみます。

DDR2

SDRAMメモリの種類の1つです。メモリにもいくつか種類があります。(SD RAM / DDR SD RAM / DRD RAM など)マザーボードによってどのメモリが使えるかが決まっていて、種類が違っていると使えません。

カスタマイズする上では全く気にしなくてもよい単語ですが、購入後、メモリの増設をする時には覚えておいた方がよいかもしれません。この 「DDR2」 は現在主流のメモリです。因みに、DDR2 に対応していないマザーボードにこれを取り付けても動きません。

DDR2は処理が早いだけでなく、消費電力も抑えられているナイスなメモリです。現在は更に上位版の 「DDR3」 も登場しており、価格次第では今後の主流になると言われています。

512MB

容量を表します。上記で説明したように、データを一時保存し、CPUが覗きに来る場所ですからこの容量はとても重要です!

512MB とか 1GB(1024MB)とかありますが、512MB だとそのまま 「512メガバイト分の容量」 ということになります。複数のメモリをパソコンに取り付けた場合、メモリの容量を合計したものがパソコンの総メモリ容量となります。

すなわち、512MB のメモリを2枚とり付けたら、総メモリ容量は 1GB(1024MB) となります。また、メモリは 「メモリスロット」 とよばれる場所に刺さっています。

スロットの数はマザーボードによって違いますが、デスクトップパソコンであれば、4スロットが一般的だと思います。 メモリの増設の際は、既に刺さっているメモリの枚数を確認してから、増やしたい容量を決める事をおススメします。

PC2- 4200

メモリの名称を表しています。大事なのは、このPC2-4200の 「FSB(メモリーバス)」 が 「DDR2 533」 対応である、ということです。

FSBとはCPUのクロックと同じで処理スピードを表し、533はクロック(Mhz)の数値です。 これについても、マザーボードのFSBに対応させなければなりません。

マザーボードの対応FSBが533Mhzであるなら、メモリは533Mhzを選びます。増設の際は気をつけましょう。 現在、 FSBに関しては、色々と表記が複雑になってます。もしメモリを単体で購入する際は、きちんとお店の人に確認した方が良いと思います。

余談ですが、私はパソコン初心者だった頃、このメモリの増設を、「ただ刺せばいいだけでしょ?」 という、大変甘チャンな考えのもと敢行し、結果パソコンを故障(マザーボードが駄目になりました。)させてしまったという苦い経験を持っています。

焦ってネットの質問掲示板に解決策はないものかと質問を書き込んで助けを求めましたが、「馬鹿っ!」 と一蹴され結構落ち込んだ経験があります…皆さんは気を付けて下さい!

(512MB×1)

これは、メモリの容量と枚数を表しています。この場合は単純に512MBのメモリが1枚、という事です。これに関しては特に難しいことはないかと思います。